■ ガノインという名の鎧
ポリプテルスが他の魚と比較して大きく異なる部分の一つに 「ガノイン」と呼ばれる特殊な鱗があります。
普段、龍や恐竜等を想起させる背鰭、体型・顔付き等に目を奪われがちですが、
この「ガノイン」こそがポリプテルスの象徴、そして古代魚である証の一つであると、個人的に感じます。

ポリプテルスマニアのACE氏より、貴重な画像を頂きました。
エンドリケリーの標本(骨)の画像です。
その画像を見ると、先ず目に飛び込んでくるのは、立派なガノインです。
普段あまり気にかけていないガノインに圧倒されてしまい、ポリプテルスという魚の奥深さを改めて実感してしまう程です。
また、頑丈そうな頭の骨も魅力的です。
魚類で頭の骨が一つで形成されているものは、ポリプテルスぐらいだという話を以前に聞いた事があります。

それでは、画像を見て頂き、ポリプテルス・エンドリケリーの魅力をご堪能下さい!














ACE氏コメント
●生きた状態では分かりずらいが、真上から見ると背鰭の両サイドに側線状のものが2本存在する。
●下顎部分の骨が二つに割れおり、開く形になっている。
●ガノインは左右より、上下の方が結束が かなり強い。骨がバラバラになる時は、輪切り状態で崩れる。




Special Thanks  ACE 氏

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